愛の表現が苦手な日本人


現代社会が生んだセックスレス

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昨今の日本ではセックスレスの夫婦やカップルが増えています。生活の隅に追いやられた性を取り戻すためにも、現代社会での生活を見つめ直す必要があるでしょう。

苦しい社会

便利さや効率をひたすらに求めた結果、現代では「何不自由なく生活を送れることが幸せ」という考えが当たり前になりました。気持ちは二の次で、物の価値のみが大切にされています。

おかげで私たちは心の余裕を無くしました。うつ病やパニック障害など精神病にかかる人も珍しくなく、現代は「ストレス社会」と言われています。

常に心へ負担を抱えた社会人は、私生活では人との関わりを避ける傾向にあります。恋人とのデートは面倒と言い、家族と過ごす時間を望まず、夫婦は愛の営みをしません

幸せになるために求めたはずの豊かさが、自分たちの首を絞めている。精神的にも肉体的にも人と関わりたくないと考える背景には、いったい何があるのでしょう。

便利さが持つ裏の顔

インターネットや携帯電話を誰もが持つ時代になりました。メールやチャットやSNS。直接会って話さなくても、コミュニケーションをとる手段はいくらでもあります。

反面、若者の会話能力は落ちました。表情をみて、仕草から感じて、沈黙から察して。人と人が話す時にする当たり前のことが必要でなくなったせいで、相手の気持ちをつかむことが下手になったと言えます。

ですから、夫婦やカップルなど親しい関係になった際に上手く気持ちを伝えられません。セックスの誘いも、どうすれば良いかわからなくなっていると言えます。

平穏が欲しい人々の心境

デートをするのもセックスをするのも、根本にあるのは「楽しみたい」という欲求からです。人と触れ合う喜びを感じたいからです。しかし現代では必要とされない傾向に向かっているようです。

代わりに欲しいのは穏やかな日々。刺激はなくても、ストレスにならなければ良い訳です。ですからデートもセックスも必要ない。ただ2人、疲れた身体と心を一緒に休めることを望んでしまいます。

現代社会に根深く存在するセックスレスは、こうした心境から来ているのかも知れません。本来パートナーとの愛を育み、欲求を満たすための行為が、ただめんどうなものになってしまいました。ストレスとうまく付き合うために、最大の解消法を人々は忘れてしまっているようです。

忙しさの中にもゆとりを持ちましょう。携帯電話の画面ばかりを見ていたら、もったいないと思います。たまには相手の目をみて話し、好きな人を想って時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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